生産性の大幅な改善
プログラム開発ではなく業務ロジックをGUIで定義
従来のバッチ処理の仕組みの多くは、プログラムを記述し実行することで対応していました。そのため複雑性を極めるだけでなく開発に多くの時間を有することが課題でした。ODIPは、簡単なGUIを用いてユーザー仕様に近い業務ロジックを定義することで簡単にバッチ処理システムの開発ができるため劇的な開発工数の削減につながります。
システムの肥大化防止
新たな開発ではなくGUIで既存処理に追加
従来のバッチ処理では、把握できないほどのシステムで新たな開発を強いられるため新たな処理が必要なたびにプログラム開発を行っていました。これにより工数が膨らむだけでなくシステムは肥大化し品質の低下につながっていました。ODIPでは、新たな要件が発生した時にはGUIベースで既存のODIPプロセスに定義を追加するだけのためシステムの肥大化は発生しません。
バッチ処理の見える化
属人化・大規模化するバッチ処理の全てを把握
バッチ処理は多くの場合、プログラム開発を伴うために属人化しやすくなるという特徴があります。それが大人数で開発している場合には管理しきれない状態に陥りがちです。ODIPを用いることでGUIで設定した情報はメタデータとして一元管理されているため、GUI上で誰が見てもわかる状態を提供します。設計書としても利用できるGUIは、変更の影響度把握や追加、変更にも容易に対応します。
高品質・高性能なバッチ処理
品質の劣化や処理時間の増大を極限まで圧縮
今までのバッチ処理は複雑化やプログラムの増大により品質の劣化や処理時間の増大など多くの問題をかかえていました。モデルドリブンで処理されるODIPでは、定義した情報をもとに全ての処理が同一のプログラムで処理され部品化されたプロセスで実行されます。そのため100%の品質維持を行います。また、ODIPで実行されるプログラムはストリームデータ処理やI/O時間の極小化を図るため圧倒的な高性能を実現します。