超高速開発

超高速開発の現状と基幹システムへの適用

かつてのようにシステム開発は数ヶ月、数年かけて構築するものではなくなってきています。その背景として、少子高齢化による市場縮小に加えてビジネスのグローバル化による競争激化などさまざまな要因があげられます。
経営はよりスピードを増し迅速な意思決定とそれに対応する組織が求められるようになってきています。情報システムも経営スピードに追従することが大前提とされ、より迅速かつ柔軟性のすぐれた開発手法、展開が求められてきています。そこで注目を集めているのが「超高速開発ツール」です。企業は、超高速開発ツールを活用することで、今までにないスピードでシステム開発を行い迅速なシステム展開ができるようになるのです。

今回は、この超高速開発ツールに焦点をあててその現状などをご紹介します。

超高速開発とは

超高速開発とは、広義には情報システムにおけるアプリケーション開発の工数を大幅に短縮する開発手法や開発への取り組みのことを指します。狭義には開発工数を削減する開発支援ツールそのものを指します。いずれの場合もシステム開発において高い生産性を実現するための方法です。

以前よりRADという言葉で開発生産性を高める手法が人気を博しましたが、そのRADと超高速開発の持つ意味は若干異なります。

RAD(Rapid Application Development)も同様に、ソフトウェア開発手法の一つでありますが、多くは少人数の開発要員でプロトタイプを繰り返し作成して、評価と改善を繰り返し、最終的に完成度を高める方法のことであり、開発期間の短縮や開発コストの削減が可能となるものの超高速開発は意味がことなります。

従来の開発と超高速開発

一般的に従来型の開発手法は、要件を定義し仕様確定、基本設計、詳細設計を経てコーディング、テスト、展開、運用という流れで行われます。それに対して、超高速開発は、業務要件からモデルを作成し、コーディングやテストケースの自動化を行ったりして、システム開発の工程を削減できることが一般的な開発とは異なります。また、最新の超高速開発ツールは、近年利用されている開発方法論やテクノロジーをツールとして具現化して超高速開発ツールとして実装しています。そのためグラフィカルなGUIを提供するだけでなく、多種多様なライブラリーを提供しコードの生成やビジネスロジックや業務モデルの作成、テスト自動記録や実行といった機能を提供しています。

超高速開発の適用状況

それでは実際に超高速開発は活用されているのでしょうか?
日本情報システムユーザー協会「JUASソフトウェアメトリックス調査2015」の調べによると超高速開発の導入でQCD(品質・コスト・工期)が改善したと評価する声は多いことがわかります。例えば、63%の企業が品質を向上させ、67%の企業がコストを削減し、72%の企業が工期を短縮したと回答しています。このデータを見る限り品質向上、コスト削減、工期短縮に成功しているように見えますが、その適用領域は比較的小さいものが多く、大規模システムへの適用事例やノウハウがまだ少ないというのが現状のようです。その理由として自社業務への適合性の不安やツール選定方法が不明、投資対効果が見えないといった理由が挙げられています。

しかし、超高速開発という開発手法は市場背景の後押しもあり、企業規模を問わず着実に浸透しつつあるようです。同調査によるとその多くの採用理由はコスト削減と工数短縮、バグの少なさが挙げられています。

これらの理由からもわかるように、もはや超高速開発を検討・導入は必須と言えるのではないでしょうか。

開発対象からみる超高速開発の現在と未来
超高速開発ツールは、現在、Webアプリケーションやワークフローの開発、テスト実行を支援するものが多い特徴があります。このことからも企業が保有する基幹系システムに貢献する超高速開発ツールがいまだ希少であると言えるとともに、今後多くの期待が寄せられるところでしょう。

バッチ処理に特化した超高速開発ツール

インテリジェントモデルが開発した超高速開発ツール「ODIP(オーディップ)」をご存知でしょうか?ODIPは、基幹系システムでは必要不可欠なバッチ処理に焦点をあてた超高速開発ツールです。

企業のバッチ処理は、システムの肥大化・複雑化の温床といっても過言ではないほど手がつけられないことが多い領域です。膨大なプロセス数、膨大な中間ファイル数、複雑で全容が見えない、どこを直せばよいか分からない、といったことから、システム拡張を行うたびにシステムが肥大化・複雑化するという負のスパイラルに陥っている状況です。そして、ODIPはこれらの課題を解決するために開発されました。
現在、ODIPは大手金融機関や大手鉄道会社、社会保険関係等の大規模システムの再構築案件に採用されています。

10人月分の作業も数分で完了可能なバッチシステムとは

10人月分の作業も数分で完了可能なバッチシステムとは
大規模バッチ処理システムに課題を抱える企業は少なくありません。特にシステムの肥大化による開発生産性の低下は大きな問題です。それを解消するのが、インテリジェント・モデルの開発支援ソリューション「ODIP(オーディップ)」です。

大規模バッチ処理システム開発に求められる「飛躍的な生産性の向上」「システムの肥大化防止」「見える化」「高品質、高性能」という4つの要件に対応し、すでに大手金融機関のミッションクリティカルなシステムにも採用されています。

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